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ほどよく飲酒。芋焼酎は血糖値上昇を抑える効果があるみたい

味はすっきり、でもどこかさつまいもの甘い香りがする「芋焼酎」

いまや居酒屋や、時にはバーでも定番のお酒となりました。僕も料理の味を楽しみたい時は、日本酒やビールよりも焼酎派です。

そんな焼酎ですが、悪酔いしにくいほかにも意外な効果があるようです。それは、血糖値の上昇を抑える力。鹿児島大学農学部などの研究チームが発表した芋焼酎の不思議なパワー、これは一体どこからやってくるのでしょうか?

なんと水よりも効果的?

芋焼酎を含む焼酎は、米を発酵させた糀に主原料(例えば芋)を加え、蒸留した後に熟成させて作ります。こうして造られた蒸留酒は糖質を含まないため、原材料を発酵させてそのまま飲む醸造酒(ビール、日本酒など)とくらべ、血糖値が上がりにくいことが特徴。

研究チームの調査の結果、夕食前と芋焼酎、清酒、ビール、水をそれぞれ飲んだ食後の血糖値を計測すると、芋焼酎一番血糖値の上がり方が穏やかだったようです。

これについて、同大学の高峯教授は「酒から摂取する糖質も考慮する必要があるが、食事から摂取する糖質のほうが多く、この研究結果から食中酒としての焼酎の効果が明らかになった」と発言しています。水を飲むより芋焼酎を飲んだ方が、血糖値の上昇を抑えられるとは意外ですね。

ほどほどのお酒は百薬の長

このように優れた結果を残した芋焼酎ですが、そもそものお酒は、昔から「百薬の長」と呼ばれてきました。

なぜそのように言われてきたかというと、お酒が食欲を増進し、ストレスを解消、さらには血行を良くして疲労回復に役立つなどの効果があるからなんです。もちろんお酒には適量があり、飲み過ぎればアルコール中毒になるだけでなく、長期的に見ても内蔵や脳に大きな害を及ぼします。

しかし晩酌の適度な量のお酒なら、むしろ健康にいい側面もあるみたい。さらに焼酎なら、糖質の摂取や血糖値の上昇も抑えられるので、尚良しですね。

今晩は焼酎で一杯やりながら、何を食べようかな。

[JCAST ヘルスケア, からだカルテ]
image:iStock

(塚本直樹)

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