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季節の変わり目には要注意!風邪予防に「自律神経」を整えよう

Young woman blowing nose in winter outdoors

正直、自律神経って普段あまり意識しないかも…。

季節が移り変わり、気温が急激に上がったり下がったりする時期になると「風邪をひいてしまった…。」とか「なんだか体がだるい…」なんて症状が現れることはありませんか?

季節の変わり目風邪をひきやすいもの」とは知りつつも、「じゃあなんでひきやすいの?」という部分は意外と知られていないかもしれませんね。原因を知っていれば、対策もできるもの。

まずは、季節の変わり目に体調を崩しやすくなる原因について知っておきましょう。

そもそも「自律神経」って何?

自律神経」って言葉はよく聞くけれど、何だかピンとこない方も多いのでは? 以前は私も「まあ、言葉自体は知っているけど…」とあまり気にしてはいませんでした。

でも実は、自律神経って生命を維持するためには欠かせないものなんです。自律神経とは全身に張り巡らされている末梢神経のひとつで、内臓や血管に関わる神経です。人体機能を調節する複雑な情報伝達ネットワークの大部分をコントロールしていて、意識していなくても全身に血液が送られたり、呼吸が行われるのも、自律神経のおかげなんですよ。

また、自律神経には、心身が興奮し活発になる「交感神経」と、心拍がゆるやかでリラックス状態になる「副交感神経」があり、普段はこのふたつのバランスを自動的に調整しているんです。でも、疲れやストレスにより両者のバランスが崩れると、交感神経が優勢の緊張状態が続き、身体の不調を感じることも。

「だるい」「疲れた」が口癖になっていたら要注意!

ストレスや疲労から崩れることもあれば、季節の変化からバランスが保てなくなることもあります。急に寒くなったり暑くなったりすると、自律神経の働きが不安定になり、疲労を感じやすくなったりしてしまうんです。

疲労の状態が続くと、ホルモンなどを司る内分泌系が反応。この時に分泌されるホルモンは、免疫力を下げる働きがあります。風邪などの感染症にかかりやすくなるだけでなく、メタボリックシンドロームなどの生活習慣病につながることも。疲れを甘く見ると思わぬ病気のリスクに繋がるかもしれないのです。

「じゃあ、自律神経をしっかり整えればいいのね!」と思った皆さんにお知らせ。

残念ながら、自律神経をすぐに整えるのは難しいのです…。ガーン。

でも落ち込むのはまだ早いです! 日々の生活にちょっとした工夫を取り入れて習慣化することで、自律神経も整い、ちょっとやそっとじゃダウンしづらい身体になるんです。

では、日常でも活かせる自律神経の整え方をいくつかご紹介しますね。

ストレッチやヨガなど大汗をかかない運動で血行をよくする

血流をよくして、疲労を溜めないようにするのが自律神経を整えるための第1歩! 体を動かすことは血行を促進するためにはうってつけですが、汗がだらだら流れるような激しい運動は身体だけではなく自律神経までも疲れさせてしまい逆効果。運動をするにしても、ストレッチヨガなどの軽い運動であれば血流を促進できる上に、自律神経にもやさしいんですよ。

朝、水温高めのシャワーを浴びたり冷たいタオルを顔に当てたりして、目をしっかり覚ます

また、睡眠リズムが乱れているな…と感じた時には、熱めのシャワーや冷たいタオルで身体に喝を入れるのがおすすめ。自律神経は体温調節に関わるところ。熱めのシャワーを浴びたり、冷たいタオルを顔に当てたりすると、だるーい朝でも、パキッと目覚めて自律神経も整います。

疲れたときはうどんやおかゆなど消化がよく温かい料理を

「体調イマイチだな…。」という日に鰻やニンニクたっぷりの餃子などを食べてしまってはいませんか? スタミナ食と言われるのは、元気なときだからこそ効果が発揮されるもの。疲れているときは体力を温存しつつ、体に優しい食生活を心がけるのが大切。うどんなどの消化のいいもので体をいたわってあげましょう! 疲れているときは、ダイエットやスタミナ増進もちょっとお休み。普段の食事を見直してみましょう。

「なんだか眠りが浅いな」と思ったら、寝具を変えてみる

疲労回復に良質な睡眠は不可欠! リラックスしてぐっすり寝るためにも、寝る前にスマホを見ない、明るい部屋で寝ない、など様々な方法があります。しかし、意外と見過ごされがちなのが寝具選び。正しい寝姿勢を決めるマットレス選びは眠りを左右します。目安として、体重が重い人硬めのマットレス体重が軽い人やわらかいマットレスにするのがおすすめ。なぜなら、重い人がやわらかいマットレスで眠ると腰が沈んでしまうし、軽い人が硬いもので眠ると腰が浮いてしまって正しい寝姿勢がとれないから。参考にしてみてくださいね。

都会の喧騒から離れ、自然の中でのんびり深呼吸!

に囲まれながらの日光浴もおすすめ。日の光を浴びると脳内から喜び物質「メラトニン」が分泌されます。それに伴い自律神経のバランスも整うのです。また、樹木等は、フィトンチッドという化学物質を発散しており、自律神経を安定させたり免疫力を向上させる効果が期待できます。森林浴はこの物質に触れることで、癒しや健康を得る方法なんですよ。大自然の中でめいっぱい深呼吸して、日々のストレスとおさらばしちゃいましょう!

風邪をひかないためにも、今日の疲れと向き合いましょう

季節の変わり目はどうしても体調を崩しやすいタイミング。でも、自律神経の乱れが原因だと知っていれば、きちんと対策できるんですよ。ちょっと疲れているなあ、と感じたら自律神経を整えるためにも今回紹介した対策を日常に取り入れてみてくださいね。これから一段と気温が下がり、厳しい寒さがやってきますが、みなさんも一緒に乗り越えていきましょう!

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