1. トップ
  2. 食事
  3. 食生活
  4. お餅がのどに詰まる悲劇を防ぐためのこの対処法、覚えておこう!

お餅がのどに詰まる悲劇を防ぐためのこの対処法、覚えておこう!

20170101 Heimlich

「餅をのどに詰まらせて…」

お餅を食べる機会が多くなる年明けの時期、そんな悲しいニュースを毎年聞いている気がするのは、私だけではないはず。
高齢者はもちろんですが、慌てて食べたりよく噛まずに飲み込んだりすると、若い人でものどに詰まらせてしまう可能性は十分にあります。

そんなお餅による悲劇を防ぐための方法として知られているのが、「ハイムリック法」です。
ハイムリック法は、特殊な器具も技術も必要としない方法。ぜひ、お餅を食べる機会が増える前に知っておきましょう!

20170101 Heimlich2

ハイムリック法は、別名「腹部突き上げ法」とも言います。

手順は、
(1)背後からみぞおちのあたりに手を回し抱えるようにして、
(2)両手で握りこぶしを作り、
(3)「グッ」と勢いよく上方へ圧迫するようにして突き上げます。

あまりに身長差があるとちょっと難しいのですが、複雑な手順を覚える必要がないので、知っていれば誰でも行うことができます。

ハイムリック法は、医療スタッフももちろん知っている方法。窒息したかもしれない、というときは、背中を叩くか、このハイムリック法で対処を試みます。

もし身近でお餅をのどに詰まらせるような事態になったら、まず119番へ連絡して救急車を呼ぶこと。そして同時進行で、背中を叩いたりハイムリック法をしてみたりして、窒息したものを取り除くという対処ができると良いでしょう。

ただし、ハイムリック法は、内蔵を傷つけるおそれがあるため妊婦と乳児には行ってはいけないとされていますので、その点は注意してくださいね。

ちなみに、このハイムリック法を考案した医師であるヘンリー・ハイムリック氏は、先日、96歳で亡くなりました。亡くなる数ヶ月前には、同じ老人ホームにいた87歳の女性の命を、このハイムリック法で救っていたそうです。
まさに、誰でもハイムリック法で命が救えるんだということを証明したようなエピソードですね。

医療スタッフだけでなく、誰でもできるハイムリック法。お餅を食べる前に、家族みんなで知っておきましょう!

福岡市消防局AFPBB News
image : iStock

(小松亜矢子)

ヘルスケアに関する最新情報を受け取る
公式facebookページ
ページの先頭へ