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とりあえず、30万円? 病気になったら出て行くお金はこれだけある

Stacks of coins in a decrease financial concept.

病気になった時、いくらお金がかかるか考えたことはありますか?

病院に行くのであれば、診療費や医薬品費はもちろんのこと、交通費もかかるかもしれません。入院することになったらさらにお金が必要ですよね。

今日はちゃんと考えたことがなかったあなたも私も、主に入院した時に掛かるお金について、日本の医療費制度も含めてザッと見てみましょう。

意外にわかってない日本の医療制度をざっくり解説

Doctor writing a medical prescription in hospital

日本の医療費の現状として、2014年に国民医療費は40兆円を突破しました。これは前年度に比べると7000億円超増加し、国家予算のおよそ半分となっています。2017年8月の改正で70歳以上の医療費の自己負担額の上限が、収入に応じて引き上げられることになりました。

このまま医療費の増加が止まらなければ、69歳以下の人の医療費も今後は上がる可能性があります。アメリカのように高い医療費を払わなければ治療が受けられないという時代が来るのかもしれません。その前に、個人個人でできることを積み重ねていき、日々心と身体を意識していきたいですね。

健康保険の自己負担額

日本では健康保険に加入していれば、70歳未満の人は医療費を3割自己負担することになっていて、70歳から74歳までは2割、75歳以上は1割が自己負担額となっています。ただし、70歳以上75歳未満でも標準報酬月額28万円以上の被保険者とその扶養者で70歳以上75歳未満の人は、3割負担となってしまうので注意が必要です。

高額療養費制度

ガンの治療などのように高額な治療費が掛かる際には、100万円以上かかることもあるため、自己負担額に上限が設けられています。ざっくり表しますと…

70歳未満の場合
〇年収1160万円以上 約25万円
〇年収770万円~1160万円 約16万円
〇年収370万円~770万円の人 約8万円
〇年収~370万円未満の人 約6万円
〇低所得者(住民税非課税) 約3,5万円
一か月の医療費がこの上限を超えないように、上限から超えた分が支給されるような仕組みです。

詳しくは厚生労働省のホームページに記載があるので一度ご覧頂くことをお勧めします。

病気になるといくら必要?

公的制度があっても、お金はかかる

上記の表の通り、一般所得世帯(年収370万円~770万円)が高額療養費制度を使うことになると、月額およそ8万円が自己負担になります。治療に1年かかったとしたら、8万円×12ヶ月=約100万円の支出となります。

保険適用外の費用は意外に多い

「保険のお陰で自己負担は3割」これは皆さんもご存じの方が多いのではないでしょうか。しかし、先進医療や差額ベッド代、食事代、病院への交通費など、保険の対象外のものはすべて自己負担になってしまいます。長期の入院が必要であったり、重篤な病気であればあるほどそれだけ自己負担額は増えていくのが現状です。

結局いくら必要なの?

生命保険文化センターが平成28年度に行った調査によると、1回の入院にかかった費用の平均は、22万円、1日あたりにかかった平均費用は約2万円となっています。
また、入院するほどではない病気、例えば誰しも一度は罹ったことがあるであろうインフルエンザ、こちらは1回の診療にかかる費用は平均5000円というデータがあります。日本人の約半数が患っていると言われる花粉症、こちらは1回の診療とお医者さんから貰う薬代合わせて(私の場合)1シーズン約10000円ほどかかっています。

病気で働けなくなった場合の収入減とその対策

Blurred of patient bed

支出が増えるだけでなく、収入が減ることも?

データによると、およそ22%の人が逸失収入があったと回答しており、自営業の人に絞ってみると30%の人が逸失収入があったと回答しています。また、1回の入院の自己負担額と逸失収入の総額は平均で27万円となっており、入院することによる家計へのダメージは相当な物であることが伺えます。

やっぱり保険は必要かも

医療費が高いというイメージがあるガンの先進医療の場合、自己負担額が1000万を超えるというケースもあります。そういったケースに備えて、日本では約4割の人がガン保険に、約7割の人が何らかの生命保険に加入しているという調査結果もあります。

後悔しないために

senior asian friends relaxing chatting at home

前述の通り、日本の医療費は増え続けていて、国の財政を圧迫しています。そんな医療費を適正化するために、セルフメディケーション税制という制度が今年1月から始まっています。この制度は、定期健康診断を受診している人が一部対象の市販薬を年間1万2千円以上購入した際に所得控除を受けられるという制度です。

「自分のことは自分で」もう国が私達を守ることができなくなるかもしれませんし、色々備えていたって入院することはありますよね。

もし入院することになれば1回の入院で、支出としては約30万円ほど失う可能性があります。それに加えて働けなくなる分、収入が減ってしまうケースもあります。加えてガンなどのように、病気が重ければ重いほどかかる費用は増えていき、場合によっては個人では払いきれないような莫大な金額になってしまうことも…。

いま健康ということは、これから悪くなる可能性もあるということだと思います。

出典: (公財)生命保険文化センター「平成28年度生活に関する調査」より
画像:istock

(healthy L編集部)

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