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人生100年時代に向けて継続的に副業をするためには

100th. Anniversary

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1本目:100歳まで生きるかもしれない時代としての副業
2本目:人生100年時代に向けて継続的に副業をするためには
3本目:人生100年時代に向けてまずは副業で月1万円稼げるようになろう
4本目:老後生活費を作るために副業で毎月10万円稼ぐようになろう
5本目:副業で「月20万円」の不労所得を目指すには

2018年には大手企業副業解禁が兼業・副業を解禁すると発表しました。英語の得意な人が翻訳の副業をするなどを想定しているといい、今後幅広い業種で副業が解禁されていくと思われます(『日本経済新聞』電子版より)。

この日経新聞の記事にも書いてある通り、副業が解禁されていくのは世の中のトレンドのようです。人生100年時代、副業をすることには様々なメリットがあります。定年後も継続して働ける可能性があるため、年金以外の収入を確保できますし、老後も社会との接点を持ち続けることができます。定年後にゆとりある生活を送るためにも、今のうちから副業のスキルを高めておくといいでしょう。

以下では、人生100年時代に向けて継続的に副業をしていくために気を付けるべきことなどを紹介していきます。

筆者はもともと金融機関に勤めていましたが、社会人2年目からライティングの副業を始めました。そのため、実体験に基づいた情報提供をしていきたいと思います。

副業を始めるにあたって必要な6つの要素

副業を始めるにあたって必要な要素とは何でしょうか?実際に副業を行って感じたのは以下の6つです。

①時間

②健康

③得意or好きか

④モチベーション

⑤継続力

⑥人脈

①時間

businessman's hand holds an alarm clock.

まずは副業に充てられる「時間」を考えてみます。

私の場合、本業が9時~18時勤務なので、残業時間も含めると平日は帰宅後の2時間取れるか取れないかといったところです。そうすると、まとまった時間が取れるのは休日。完全週休2日制なので土日2日間は自由に使えますが、本業に支障が出ないように「休息」の時間も必要となります。

本業が疎かになってしまうのは本末転倒。さらに私は家族と過ごすプライベートの時間もしっかり欲しいため、土日で8時間~10時間副業に割くことができます。このように、休息やプライベートな時間も確保しつつ、副業ができる時間的余裕が求められるでしょう。

②健康

Full length of handsome young man in sport clothing jumping while exercising outside

次に「健康」、体力的な余裕があるかどうかです。

そもそも本業でクタクタになっている場合、さらに副業をやろうとすると体調を崩してしまう可能性があります。自分の体力と相談しながら、副業を始められるかどうか検討してください。収入を増やそうとして無理に副業を始められる方もいますが、無理をして体調を崩してしまっては元も子もありません。これから副業を始められる方は、体力的余裕を持って行動する必要があります。

③得意or好きか

Website, social network and Internet new media concept with like word and thumb up icon on blue hanged tags on white background.

その仕事が「得意か」「好きか」もポイントです。まずは自己分析をしてみるといいかもしれません。

自己分析の際には、現在に至るまで「得意だったこと」「好きだったこと」を時系列に書き出すと良いでしょう。その上で、過去から現在まで一貫して得意だったり、好きだったりしたことを探し出します。見つけられたら、それが副業にすべきテーマになる可能性が高いはずです(これについては、後ほど詳しく説明します)。

④モチベーション

Motivation Concept. Computer keyboard and cup of coffee on a white table.

副業を始めたら「モチベーション」を維持し続けることも大切です。

平日働き、さらに休日も働くようになると、いかにモチベーションを保つかというのが重要になってきます。モチベーションを高く保つには、なぜ副業をしているのかを明確にすると良いでしょう。例えば、お客さま・クライアントが喜ぶ顔が見たいからとか、社会のために自分のスキルを役立てたいからとか。そういった動機があるとやりがいを見出せると思います。

⑤継続力

PDCA Cycle (XXXLarge)

「継続力」はモチベーションと両軸。モチベーションを下支えするために継続することは大事です。

継続するコツについては、弁護士であり資格試験予備校の伊藤塾塾長としても知られる伊藤真氏の著書『続ける力 仕事・勉強で成功する王道』(幻冬舎新書)が参考になると思います。

この本では、物事を習慣化させるには歯磨きや入浴のように、普段の生活に取り込んでしまうのが有効であると書かれています。例えば、本業が終わったら帰宅する前にコワーキングスペースに通う習慣をつけるといったように。そうすることで、自宅に帰って気が緩んで寝てしまうといったことを防げますし、平日に副業に費やす時間を確保できます。

⑥人脈

Two businessmen are shaking hands

最初からはなくても問題ありませんが、あった方がいいでしょう。ある程度副業を続けたら、今度は「人脈」が重要なカギとなってくるからです。

人脈というと仰々しいですが、あなたの副業を支えるビジネスパートナーともいえます。仕事を紹介してもらったり、副業を披露する場(セミナー、Webメディア、テレビ、新聞など)を提供してもらったりと、あなたの副業を飛躍させる起爆剤となります。人脈の広げ方は様々ですが、なによりあなた自身が紹介してもらうに足る能力を持っていることが前提条件。まずはスキルを磨くことが先決です。

副業を始める際に気をつけたいこと

3d triange board with exclamation mark

この項では、副業を始める際に気をつけたいことについて考えてみます。

最初に会社の規則で副業がOKかどうかをチェックしてください。会社によっては副業を禁止しているところがあるので注意が必要です。就業規則は会社のイントラネットなどに掲載されていることが多いので、チェックしてみてください。掲載されていない場合は人事に確認してみましょう。

副業解禁の動きがあるとはいえ、今なお多くの企業が副業を禁止しています。副業をしていることが会社にバレると規則違反となるため、しっかりと確認することをオススメします。

計画性も大事です。とりあえず始めるのではなく、いつまでに副業を開始するのか。しっかりと計画を立てて行動しましょう。例えば連休明けからライターとして原稿を書き始めるというのであれば、余裕を持って連休中から執筆を始めたいですよね。すると、連休に入る前の時点でクライアントからの発注を受けている必要があります。このように、時間をさかのぼって計画を立てることが重要になってきます。

本業とのすみ分けも考えましょう。完全週休2日制の場合は平日の夜と土日を副業する時間に充てることになりますが、本業に影響を与えない程度に副業ができるよう時間の使い方を考えます。

例えば、平日であれば「朝の時間を副業に充てられないか」「退社後にどのくらいの時間があるのか」、休日なら「どの程度副業に費やすのか」といったことを検討します。平日は本業でクタクタという場合は、休日のみを副業にあてるのが良いと思います。

自分に合った目標設定も大切です。例えば、月5万円を継続的に稼ぐという目標設定をした場合、最短で何カ月で安定して稼ぐことができるのかをシミュレーションしてみます。仮にライティングの原稿料が1本3000円だとすると、月17本記事を書かなければなりません。この本数を毎月こなす時間が自分にあるのか、時間がなければ単価の高い仕事を受ける方法を考えるなど、自分が副業に費やせる時間とスキルを最大限に活かして無理のない形で目標を達成できるようにしましょう。

自分に合った働き方ができないと、いつまで経っても目標に達しない、労働時間だけ増えてしまうといった悪循環が生まれる可能性があります。

自分に合った副業を見つけよう

Rating Five Golden Stars on Blackboard

月5万円以上を稼ぐために、自分に合った副業を見つけるには「得意なこと」「好きなこと」を副業にするのが一番。得意なこと・好きなことであれば、多少無理をしてでもモチベーションを保ちながら仕事をすることができます。

しかしながら、ある分野が「得意である」「好きである」ことと、実際にその分野を副業とすることは別物です。副業を始めたての頃はビジネス的には素人であるため、まずはあなたの提供するサービスにお客さんがお金を払ってくれるのかどうか見極める必要があります。そして「学び続けられるか」「自分のスキルを磨き続けられるか」というのも、大変重要になってきます。継続して副業で稼ぎ続けるためには、自己成長が必要です。

私はライティングの副業をしていますが、例えばあなたがライター(もしくは編集、デザイナーなど)の適性があるかどうか知るためには、とりあえずクラウドソーシングサービスで仕事をしてみることをオススメします。実際にやってみて、「納期までにこなせるかどうか」「クライアントから高評価を得られる品質を担保できるか」などを見てみるのです。お試し期間を設けて自分にその副業の適性があるかどうか検討してみましょう。

もし適性がないと思った場合は、諦めることも戦略の1つ。別の副業を探すか、副業自体を諦めるか。最終的に判断するのは自分自身ですが、悩みすぎて時間を無駄にしないようにしましょう。

100歳まで収入が発生するメリット

Miniature people looking future with stack coin about financial and money savings concept.

2018年現在、多くの会社が定年は60歳としていますが、私を含めた30代が60代になる頃には65歳、下手すれば70歳定年が普通になっているかもしれません。100歳まで寿命が伸びるとすると、リタイア後から収入を公的年金等に頼ることになりますが、将来私たちの世代は受け取れない可能性があるといわれています。今のうちから副業のスキルを磨いておけば、定年後もその副業で収入が見込める可能性があるため、金銭面でも安心ではないでしょうか。

また、副業をしていれば社会との接点が増えるので、老後も精神的安定を得ることができます。私は実際にフリーランスになってみたことがあるのですが、組織にいる時より社会との接点が少なくなった結果、孤独を感じて不安に苛まれることがありました。これだけの変化でも不安になってしまうので、定年後に家にずっといるようになって他者との接点が減ると、精神的に不安定になってしまう場合もありそうです。そのような状態に陥らないようにするためにも、今のうちから副業をやって腕を磨いておくといいかもしせません。

副業の質を高めていくために

Quality improve

仕事を複数持つことは、時に大変なこともありますが、そこで得た経験が自分の成長につながります。副業でセミナー講師をすることがあれば、自分のプレゼンスキルが磨かれますし、ライティングであればそのスキルを本業でも活かすことができるかもしれません。副業スキルを本業でも活かせるようになれば、その副業はあなたの立派なスキルだと言えます。

副業に関連する通信講座を始めたり、セミナーを受けてみたりするなどして、その分野の知見を深めるのも手です。お客さまに喜んでもらえるアウトプットをするには、たくさんのインプットを必要とします。場合により資格取得をすれば、あなたの活躍のフィールドを広げることができるはず。

次は、副業をするにあたって必要とされる要素のひとつでもある人脈を広げていくことです。より人脈を広げることで、顧客を獲得していきます。ビジネスを紹介してくれたり、メディアを紹介してくれたりするパートナーだけが人脈ではありません。多くの人と会い人脈を広げ、「あなたに頼んでみようかな」と思ってもらえるようなリアルなつながりを増やしていきましょう。

自ら副業を披露する場を開いてみるのもいいかもしれません。例えばセミナー講師の副業をやる場合、コワーキングスペースの中には、自分のセミナーを開催できるところがあるので無料セミナーを開くという方法もあります。まずはセミナーを開いてみて、参加者からフィードバックをもらいながら、改善を繰り返してセミナーの質を高めていってください。ある程度無料セミナーを開催したところで、今度は有料のセミナーを開催してみるといいでしょう。この頃になると自分に自信がついていると思いますし、セミナーの質としても十分なものになっていると思います。

副業だからこそ丁寧な仕事を心がけて

Hand shake

副業を“始める”ことは誰でもできます。しかし、継続的にお金を稼ごうとするのはまた別の話です。サービスの対価として、お金を受け取っているということを忘れないようにしてください。

副業というと「失敗しても本業があるからいいや」と逃げの選択肢を用意してしまいがち。しかしながら、手を抜いた副業を続けていると、いつかその副業は失敗します。副業を継続的に続けていくためには、なにより丁寧に仕事をしていくことが重要。逆に、しっかりと副業に取り組むと、学ぶことは多いです。

私の場合はライティングを副業にしていましたが、経験をたくさん積んだ結果、ライティングを本業にすることができました。継続して副業をこなしていくことは、自分の未来をサポートすることにもなります。これからの時代は、複数の収入源を持つことが必要となってくるはずなので、副業も丁寧な仕事を積み重ねていきましょう。

副業を続けていく時は、時に問題にぶつかったり、心が折れそうになったりすることがあります。しかし、その大変さすら楽しめることができるようになれば、それは立派な副業です。副業を継続的に続けられるように、余裕を持った心構えと必要なスキルを身に付けていってください。

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(安齋慎平)

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