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人生100年時代を生き抜くために、ネットで独学しよう

このまえは人生100年時代を生き抜くために注目されている「副業」について特集形式でお送りしましたが、副業を始めるときや、すでに副業をしていても、新たな知識を蓄えていくことは必須だと考えてます。そのため、今回は副業同様に人生100年時代の重要なキーワードとなるであろう「独学」をテーマにお送り致します。

この記事の読者の中には、高校・大学を卒業してから一度も勉強をしていないという方もいるかと思います。しかし、これからの時代は自ら学んでいく、すなわち「独学」が重要です。

例えばYouTube。かつては数ある動画サイトの一つでしたが、2010年代になって以降、それを生業としているYouTuberという職業が生まれました。

日本FP協会の調査結果によれば、2017年度の小学生のなりたい職業ランキングでYouTuberは男子児童の堂々6位。前回調査では14位ですから、急浮上していることがわかります(もちろん万人向けの職業ではなく、プロ野球選手と同じくらいのハードルの高さはあると思いますけどね)。10代にとって、YouTuberのほうがタレントより身近な存在である可能性が高いという意味で、すでにYouTuberはテレビタレントの代替となっているという考え方もありますよね。

ここではYouTuberを例に挙げましたが、これからの数年先、数十年先、新たな職業が続々と登場し、大人が次世代の子どもに特定の能力面で追い越されるという事態が起こりえる時代です。特にITリテラシー面から考えれば、デジタルネイティブで、かつAI時代が来ることを考えると、気付いたら若手に仕事を奪われていた…なんてこともひんぱんに出てくるのではないかと思います。IT系企業では、すでに若手とベテランで立ち位置が逆転しているところもあります。仕事を奪われないようにするためにも、常に勉強し、スキルアップや知識の習得をしていくことが必要だと感じられる場面です。

ところで、独学というと資格の学校に通って講義を聴くなど、なんらかの学校に通ったり、通信教育を受けることが思い浮かびますが、それだけが独学ではありません。今この記事を読んでいる読者の方は何らかの仕事をしていると思いますが、仕事から学ぶことも勉強なのです。企画書の作成、プレゼン発表、セミナーの企画・立案・実行など、職場で学べることはたくさんあります。

また、企業によっては新規事業を公募しているところもあります。新規事業の計画・立案は仕事のあらゆる要素が詰まっているので、とりあえず応募してみることをオススメします。本業以外の時間にビジネスプランを考えなければならないので大変ですが、実際にやってみると学ぶことは多いです。

「なぜ独学が必要なのか」といった疑問や、ネットで独学を進めていく方法、中々独学を続けていくことが難しい方のために習慣化させる方法などを紹介していきます。独学をしていくことで、仕事の生産性を上げ、自分の価値を高めていくことを目指していきたいですね。ぜひ参考にしてみてください。

なお、独学で専門性を極めることに関しては、最終的なゴールが分かりづらいため、この記事では「独学する分野の知識を元に報酬を得られるようになる」ことをゴールと定義することにします。

【目次】
・独学が必要な13の理由
・ネットを使った独学方法10選
・独学を習慣化させる方法
・独学を通じて仕事の生産性と自分の価値を高めていく
・人生100年時代、常に学び続ける必要がある

独学が必要な13の理由

1.人生100年時代の到来

東京大学中原淳准教授の著書『働く大人のための「学び」の教科書』によれば、これから社会人として成長していく私たちには、長い人生をできるだけ働きながら過ごすことが求められています。

私たちのキャリアには山登り同様にピークがありますが、人生100年時代では、山のピークに達したからといってそこで働くことをやめるわけにはいきません。いったんは「下山」や「再登山」をしつつも、再び新しい山にチャレンジする必要があります。その際、自ら学んでいく姿勢が試されます。

中原氏によれば、キャリアの途中で「下山」をすることになった場合、「遭難」してしまったり、「再登山」に躊躇してしまったりする人もいるそうです。いわば「学び直すこと、変化することから逃げてしまった人」を指します。キャリアも終盤に差し掛かる50~70代に遭難してしまうのは非常にリスクです。そのようにならないようにするためにも、若いうちから独学をする習慣をつけ、再登山する準備をしておくことが重要なんだと思わされます。

2.頭を使うほうが健康寿命が長いという説

健康寿命という言葉があります。これは健康面で支障がなく介護の必要もなく、自立して過ごせる期間のことです。健康寿命を延ばすには、体を鍛える以外に、脳の老化対策も重要だと言います(和田秀樹『勉強したくなった人のための 大人の「独学」法』)。和田氏によれば、「頭を使っている人のほうが、そうでない人と比較して健康寿命、平均寿命ともに長い」と発表されている通り、いかに大人になってからの勉強が大事なのかわかります。

文部科学省の「超高齢社会における生涯学習の在り方に関する検討会」にも、「高齢者にとって、生涯学習は生きがい作りにつながる重要なものであり、生きがいを持つことで、心身ともに健康の保持増進が可能となり、介護予防にもつながることが期待される」とあります。何かを学ぶことは生きがいにもなり、健康寿命を延ばすことに繋がると考えられます。

3.仕事から学べることは限られている

冒頭で仕事からも学ぶことができると書きましたが、それはあくまでも今の職種で身につけられるスキルに限ってのことであり、学べることには限りがあります。

例えば私の場合、仕事を通してPowerPointを使った企画書の立て方や、Excelのマクロを使って仕事効率化を図る方法などを学ぶことができました。しかしながら、Photoshopの使い方や一眼レフカメラでの撮影方法については、参考書などを見ながら自分で学ばなければなりませんでした。仕事をこなしているだけでは仕事の延長線上のスキルを身につけることはできますが、それ以外のスキルについてはなかなか学べません。そのため、自ら学んでいくことが重要になってくるのです。

4.自分のやりたい仕事がある

会社の用意するキャリアを歩んでいけば、ある程度の専門性を身につけることができるでしょう。しかし、本当にやりたい仕事があるなら、話は別です。自分のやりたい仕事に就くために、自分でその分野を学んでいくことが必要になってきます。社内にやりたい仕事があるなら、資格を取得することで人事にアピールできます。転職で自分のやりたい仕事にキャリアチェンジしたい場合も、取得した資格が武器になります。

私の知り合いに一般職として某企業に就職した人がいますが、仕事をしながら税理士の勉強を進め、見事税理士に転身しました。このように、主体的な人生を歩んでいる人は、独学を通して自分を磨いているのです。

5.定年後に燃え尽きないように

定年退職してやることがなくなった途端、燃え尽き症候群のような症状を呈する人が多いといいます。「会社というタテ社会で何十年も働いて上からの指示に慣れている」ことが原因だそうです。そのため、定年退職した途端、何を始めたら良いのかわからなくなってしまいます。特に、管理されることに慣れてしまっている人は、定年後、自分で判断する生活に耐えられなくなってしまうそうです。

20代、30代のうちから独学の習慣がある人は、自分の頭で考える習慣がついています。そのため、ものごとを能動的に捉えることができます。定年後の燃え尽き症候群のような症状も回避することができるのです。

6.学校で習ったことでは不十分

学校で習った知識はどんどん古くなっていきます。例えば、私は鎌倉幕府の成立を1192年と習った世代ですが、今では1185年と習うのだそうです。このように、学説は常に変化しています。常に学んで新しい情報をアップデートしていくことが重要です。

山口周氏の著書『知的戦闘力を高める独学の技法』によれば、ほんの10年程度前までビジネススクールではコトラーを始祖とする古典的なフレームワーク(すなわち、「Product」「Price」「Promotion」「Place」の4P)を教えていました。しかし、こういったフレームワークは今日では時代遅れになっています。このように、一度学校で覚えた知識は、かつては生涯に渡って生活を支える基盤となっていましたが、今ではどんどん古いものになっていってしまっています。

私は大学を卒業して10年が経過しました。大学では経済学・経営学を学んでいましたが、当時習った知識と、現在大学で教えている経済学・経営学の内容を比較しても、内容が変わっている部分も多いのではないかと思います。そのため、少なくともビジネス書を読んで最新情報のキャッチアップを怠らないようにしています。

7.年収が高い人ほど勉強している

プレジデント・オンラインの記事では、年収2000万円以上の人と年収500万円台の人を比較しています。この記事によれば、「仕事以外の時間に勉強している」と答えた人は、年収2000万円以上の人で69.2%、年収500万円台で41.2%。3カ月に1回以上セミナーや勉強会に参加する人は、年収2000万円以上で53.2%、年収500万円台では31.5%だったそうです。

この調査では回答者の年齢や属性等が明らかにされておらず、「若手で年収2000万円以上の人とベテランで年収2000万円の人を同列に扱って良いのか?」「本当に勉強だけで年収2000万円を超えたのか?」といった疑問があります。しかし、年収が高い人ほど仕事以外の勉強をしているという一定の傾向は読み取れそうです。

8.視野を広げることができる

独学は、自分の視野を広げます。私の知り合いに、Webデザインの勉強をしている人がいます。彼女はもともとある企業で営業職として働いていましたが、「形になるものを作りたい」という気持ちが強くなり、テキストを購入して独学を開始しました。現在、彼女はWebサイト構築の勉強をしていますが、将来はWeb関係の仕事がしたいと話していました。このように、結果として自分のスキルの幅を広げることにもなります。

テキスト1冊の値段は約1500円程度。このコストで自分の視野を広められるのですから、勉強しないと損です。テキストを読みつつ、ネットに上がっている講義動画などを見ながら勉強していきましょう。ネットの講義動画については、「ネットを使った独学方法10選」の章で紹介していきます。

9.企業の旬な期間が短くなっている

企業の旬な期間が短くなってきています。ここでいう「企業の旬」とは、企業が活力をもって生産活動をしている期間のことを指します。

人生100年時代ですから、働く期間が長くなっていく一方で、企業の旬な期間が短くなっていきます。今まで以上に労働者の転職が流動的になる時代がやってくるでしょう。ですから、いつでも「旬の企業」に飛び移れるように、自分の市場価値を高めていくことが必要です。市場価値を高めるには、資格の勉強をしたり専門性を高めたりすることが近道となります。

10.ビジネス環境の急激な変化

今や仕事をする上で欠かせないWordやExcelですが、かつてマイクロソフトがMicrosoft Office 95を発売した際、それがプレインストールされたパソコンが多く販売され、一太郎やLotus 1-2-3などのワープロソフト・表計算ソフトのシェアをあっという間に奪ったことがありました。アップルが2007年に投入したiPhoneが、数年でスマホ市場を制圧したのも記憶に新しいと思います。近年、このような急激な市場の変化がイノベーションによって起こりやすくなっています。今ではイノベーションやオープンイノベーションといった形で言われることも多いですね。

そういった変化により、自分の仕事の領域の変更を余儀なくされることがあります。例えば、製造部門からバックオフィスへの配置転換や、営業からマーケティングへの異動です。そういった異動が起きた時、新しい仕事を覚えるために、自ら新しい仕事に対して学んでいくスキルが必要になってきます。

また、1つのキャリアで成功体験がある場合、新しいスキルを身につけることが難しいということもあります。その仕事の領域で尊敬され、ある程度のポストが保障されている場合は、自分が変化することに抵抗を感じるものです。しかしながら、ビジネスの急激な変化によって今までの仕事の需要が無くなっていくことがあります。そのため、気付いたら時代に乗り遅れていたということが往々にしてあります。

「この道一筋でやってきた」という誇りが、外部環境の変化が起こっても学ぶことから逃避し、変化することから逃げてしまうのです。

11.クロスオーバー人材の必要性が増している

ダイヤモンドオンラインの記事によれば、Π(パイ)型人材の必要性が叫ばれています。Π型人材とは、「縦棒=スペシャリストとしての深い専門性」と「横棒=ゼネラリストとしての幅広い知識」を持っている人のことです。

今日、ビジネスの現場では様々な専門領域が密接に関わりあっています。ひとつの専門性だけに固執する人材のみで構成されたチームでは、課題に対して解決策を講じることが難しくなっているのが現状ではないでしょうか。幅広い知識は、仕事の実務だけではなく、独学で身に付けていかなければなりません。だからこそ独学が必要なのです。

12.無目的なインプットが質の高いアウトプットを生み出すから

上に登場した『知的戦闘力を高める 独学の技法』には、無目的なインプットこそ大事だと書かれています。膨大なインプットがなければ、アウトプットし続けることができないからです。同書では明治大学教授の齋藤孝氏を例に説明していますが、斎藤氏はここ10年の間、年間20~30冊のペースで執筆し続けています。それができるのは、斎藤氏が大学院修士時代からポスドクの時期まで、圧倒的なインプットをしていた時期があるから。継続的に質の高いアウトプットをしている人は、人生のどこかでひたすらインプットをしているのです。とりあえずジャンルを問わず大量の本を読み、膨大なインプットをすることをオススメします。

「機会費用(機会損失)」という考え方があります。自分の仕事(講演、執筆)が一時的に増えている状況の場合、一定の時間を確保して勉強すると、その時間はお金を稼ぐことができません。インプット自体はお金を生み出さないからです。稼ごうと思えば稼げた時間をインプットの時間に費やし、儲け損なったお金のことを機会費用(機会損失)と言います。実際にアウトプットが求められる時になってからインプットをするのでは、機会費用が非常に大きくなります。

機会費用を小さくするにはどうすればよいかと言うと、時間がたくさんある時(20代、独立して間もない頃など)にたくさんインプットするのです。「必要になったら勉強すればいい」と考える人が多いですが、それはあまり適切ではないと言えます。時間がある時に知識を積み上げ、いざ社会から求められる時に出たアウトプットは、含蓄があってその人にしか書けないユニークさがあります。若い頃の無目的・無節操な勉強こそ、非常に価値があるのです。

13.本を読んで学んでいる人はいる

中原准教授の本(『働く大人のための「学び」の教科書』)に興味深い記述がありました。本を読む人と読まない人では、18年間で本1トン分の読書量の差がつくということです。詳細は以下の通り。

文化庁が平成25年度に行った調査「国語に関する世論調査」によると、1カ月に1冊も本を読まない人は47.5%。1カ月に1冊以上読む人は半数以上。首都圏の平均通勤時間は往復116分(アットホーム調べ)。勤務日を220日とすると、年間では2万5520分(425時間)です。1冊読むのに3時間かかり、単行本の平均的な重さを400gとすると、1年間では141冊、56.4kg分の本が読めます。ゆえに18年で1トンとなります。

22歳で社会に出た場合、40歳になる頃には、本を読んでいる人とそうでない人では非常に大きな差になっているということがわかります。しかもこの計算は、通勤時間内の読書だけを考慮したものです。平日の夜や休日に読書をしている場合は、さらに多くの本を読んでいる計算になるでしょう。ちょっとした習慣を付けるだけで、大きな差が生まれるのです。

ちなみに、ジャーナリストの立花隆氏は、「特定の領域を知るには、関連書籍を10冊読む」と言っています。10冊読むのは大変ですが、10冊読んでみれば、もちろん著者と自分の相性もあるので、「言ってることがなんだかしっくりこないな…」ということもあれば、ある著者の書いていることはすんなりと入ってくるなど、様々な経験が積み重なっていくでしょう。その中で、この本の書いてあることはいいなという1冊に出会うことが重要なんですよね。

ネットを使った独学方法10選

独学には様々な方法があります。本で勉強するという方法もありますが、今ではインターネットを使って勉強することも可能です。以下で、ネットを使った独学方法について紹介します。中にはiOS/Androidアプリもリリースされているサービスもありますので、スマホアプリの方もチェックしておきましょう。スマホアプリを使えば、通勤電車内でも勉強することができますよ。

1.TED

ニューヨークに本部を置くカンファレンスで、「Ideas worth spreading(広める価値のあるアイデア)を活動目標としています。TEDはテクノロジー(T)、エンターテインメント(E)、デザイン(D)の略であり、プレゼンテーションの場を提供するとともに、その模様をビデオ映像として世界に配信しています。

ノーベル生理学・医学賞を受賞したジェームズ・ワトソン氏や、元アメリカ合衆国大統領のビル・クリントン氏など著名な人物が講演を行う一方、無名な人物も多数登壇しています。幅広いジャンルを扱っているのが特徴で、動画を視聴することで新たな気付きを得ることができます。しかも視聴は無料です。

https://www.ted.com/

2.MANAVIE

こちらは、中学・高校生向けの講義動画約8000本を無料で閲覧できるWebサイトです。塾講師などが授業を行っているYouTubeのうち、質の高いものを厳選して掲載されています。大学入試センター試験の8~9割を獲得できるレベルをカバーしているそうです。中学・高校の教科系統講義(Lecture)と、進路選択などに役立つ課外授業講義(Future)に分かれており、後者には「リーダーシップ」「コミュニケーション」「チームワーク」など、社会に出てからでも役立つコンテンツが並んでいます。

再び大学で学びたい人はもちろん、「高校レベルの知識をもう一度身に付けたい」という人にもオススメ。仕事に直結するためというよりは、一般教養を学ぶという姿勢で利用すると良いかもしれません。

https://manavie.jp/

3.UTokyo OpenCourseWare

東京大学の講義資料を無償で公開しているWebサイトです。講義資料のほか、映像やテストなどのコンテンツが充実しています。

最高学府としての東京大学の講義を聴くことができるので、大変有意義なサイトです。なお、動画の再生にはAdobe Flash Playerが必要となるので注意が必要です(Adobe Flash Playerのダウンロードはこちらから)。

http://ocw.u-tokyo.ac.jp/

そのほか、慶應義塾大学上智大学でも同様のサービスがありますので、自分の学びたいコンテンツのある大学のサービスを探してみてください。

4.Jmooc(ジェイムーク)

大学講師や企業がオンライン講義を無料で提供する教育サービスで、累計140講座、50万人以上が学習しています。資格試験向けの講座もあるので、試験勉強の教材としても使えます。各講座の動画字幕と講義資料は、ダウンロードして利用可能。印刷も可能できるので便利です。

なお、講座ごとに期限があり、それ以降は動画を閲覧することができなくなるので、受講はなるべく早めに行うようにしてください。

https://www.jmooc.jp/

5.ferret

Webマーケティングを学べる総合情報サイト。このサイト内にあるカリキュラムというサイトでは、Webマーケティングの概論、SEO、リスティング、SNS広告、メルマガ、アクセス解析などを学ぶことができます。ブログ形式の記事も多く、読み物としても楽しめます。特にWebマーケティング講座は「戦略」「集客」「制作・デザイン」「コンバージョン(記事は2018年5月現在、Coming Soonとなっています)」「リピーター育成」「分析・改善」という節に分かれており、体系的にWebマーケティングを学ぶことができます。

Webマーケティング初心者の方はもちろん、仕事や勉強をしていてわからない用語が出て来た時などに調べ物をする際にも使えます。ブラウザのブックマークにこのサイトを入れておくと、何かと便利です。

https://ferret-plus.com/curriculums

6.EnglishCentral(一部有料)

無料でグローバルな動画を視聴できたり、プロの英会話教師からオンラインで英語を学ぶことができたりするサイトです。1万本以上の動画から自分が興味のあるものを選んで学べます。実際に動画を見てみるとわかりますが、動画下部に英文と日本語訳が表示されるので英語の勉強に最適です。しかも動画再生中に「話す」を選んで英語を話すと、音声認識システムがあなたの発音を採点してくれます。リスニングしながら単語の穴埋め問題にチャレンジすることも可能。このほか、マンツーマン英会話のサービスもあります。

動画閲覧は無制限ですが、単語の穴埋め問題と発音チェックは2本まで無料。マンツーマン英会話は体験レッスン1回まで無料です。これ以上のサービスは有料となりますので、もしサービスが気になった場合は有料会員になるという手もあります。(1ヶ月の最安値で1917円〜)

https://ja.englishcentral.com/videos

7.ドットインストール

3分動画でマスターできる、初心者向けプログラミング学習サイト。HTMLやCSS、JavaScript、PHPなどが学べます。

登録をしなくとも動画閲覧は可能ですが、無料ユーザー登録をすれば、自分の学習状況がわかるようになって便利です。さらに、プレミアム会員になると全レッスンの文字起こしが見られます(HTML入門、CSS入門、JavaScript入門は無料会員でも見ることが可能です)。またプレミアム会員では「デモの確認」ができます(ただし、デモに対応しているレッスンは一部のみとなります)。

https://dotinstall.com/

8.schoo

学べる生放送コミュニケーションサービス「schoo」。無料で生放送の授業を受けることができます。業界最先端のITスキルをはじめ、プログラミングやWebデザインの基礎から応用までを学べます。チャット機能を使って授業中に直接先生に質問したり、気になることをオンライン上の受講生同士で語りあったりすることができます。

無料会員だと録画視聴はできませんが、プレミアム会員になればschooのすべての録画動画を視聴することができるようになります。プレミアム会員は月額980円(税込)。このお金を払うかどうかは、「中上級者向けのプレミアムレッスンが自分に必要かどうか」で判断すると良いでしょう。

http://schoo.jp/

9.ShareWis

プログラミングから資格試験、美容・スポーツなど多岐にわたる授業を視聴できるサイトです。90秒で学べる「スナックコース」と、プロが教えてくれる「プロコース」があります。iOSおよびAndroidのアプリもありますので、移動中に見るのもアリ。まずはスナックコースを視聴して学び、興味のある分野はプロコースで深く学ぶのがオススメ。自分の学習の進み具合も一目でわかるので、モチベーション高く進めることができます。

「プログラミング」や「ビジネススキル」「Webマーケティング」はもちろん、「生活・趣味」「健康・美容」「学術・教養」といった幅広いテーマが掲載されているので、まずはサイトにアクセスして、どんなコンテンツがあるのか見てみるのが良いと思います。

https://share-wis.com/
iOS / Android

10.Adobe TV

Adobe製品の具体的な使い方を無料で教えてくれる動画学習サイト。PhotoshopやIllustratorなどのアプリの概要やチュートリアルを学べます。動画で使用されているサンプルファイルもダウンロードできるので、動画を見ながら実際に画像編集を練習することが可能です。

例えばPhotoshopのチュートリアルでは、「レイヤーとは」「レベル補正」「マスクの使い方」などが学べるので、勉強になります。日本語字幕を出すこともできるので、カフェなど音が出せない場所でも視聴できます。

http://tv.adobe.com/jp/

ここでは一例としてネットで学べるサイトをご紹介しましたが、探せば他にもたくさんあります。良さそうなサービスがあったらぜひ教えて下さいね!

独学を習慣化させる方法

「勉強を始めたいと思っても、なかなかモチベーションが上がらない」
「勉強に集中したいけれど、なかなか集中できない」

そのような声をよく耳にします。では、独学を習慣化させるにはどうすれば良いでしょうか?

人は、なにかをやり始めるのは苦手ですが、一度やり始めてしまえば継続するものです。勉強のやる気がなくても、とりあえず取り掛かりましょう。始めちゃいましょう。それがもっとも大事なことです。

分かっちゃいるんだけど…誘惑が邪魔をする…!その気持ちも痛いほど分かりますよ。なかなか取り掛かるまでの障壁が高いのも事実ですよね。

テストの場合は、試験日が近づくにつれてやらなければならない気持ちが生まれ、勉強に取り掛かるようになります。しかし、専門性を高める独学の場合は、そもそも試験日(期限)が無いですから、自分で勉強の動機づけをする必要があります。この章では、勉強をはじめるまでの障壁を減らし、独学を習慣化させる方法についてご紹介していきますね。

学ぶ分野に興味を持つ

まずは、学ぼうとしている分野に興味を持つことです。興味がないと、勉強を続けることはできません。人は、知らない分野に関しては興味を持ちませんが、少しでもその分野のことを知るようになると、次第に興味を持つようになるものです。まずはその分野の面白いところを意識して探すようにしてみましょう。

私がオススメするのは、その分野の入門書を読むことです。「中学生でもわかる◯◯」とか、「改めて学び直したい◯◯」といったような入門的な書籍から読み始めるのです。このような本はわかりやすく書かれていることが多く、興味を抱きやすいです。

テストを行う

パデュー大学のジェフリー氏とジャネル氏が発表した論文によると、テキストを読んだだけでその後何もしなかった学生に比べ、テキストを読んだ後に複雑なテストをこなした学生のほうが、1週間後に覚えていた内容が145%も多かったそうです。

そのため、資格の勉強をしている人は、テキストを読むだけではなく定期的にテストを受けることをオススメします。

テストが用意されていない分野の場合は、本・テキストにマーカーを塗って、シートで隠してテストするという方法もあります。シートで隠せるペンは文具店などで販売されていますので、探してみてください。

睡眠時間は削らない

和田秀樹氏の『大人の「独学」法』によれば、独学のために睡眠時間を削ってはいけないといいます。

睡眠時間を軽視していると、脳の働きが低下し、仕事や家事の能率も悪くなり、結果的に時間の無駄遣いになります。うつ病やパニック障害を発症する原因にもなり、最悪の場合過労死してしまいます。通常は5~8時間の睡眠時間が必要だそうです。

堀江貴文氏も、『自分のことだけ考える』という本の中で、「よりよいメンタルを保つためには、睡眠を十分に取ることが重要だ」と述べています。堀江氏は睡眠の重要性に高校生の頃から気付いていたそうで、1日14時間勉強をしていた時でも10時間は寝ていたといいます。「睡眠不足の状態で5時間勉強するより、十分な睡眠を取ってクリアな頭で1時間勉強したほうが、効率がいい(堀江氏)」というのは、なんとなくわかる気がします。

睡眠不足のままだと頭の働きが鈍り、生産性が落ちます。そのため、どんなに忙しい時でもしっかりと休みを取りましょう。

勉強のゴールデンタイムを知る

自分の勉強が捗る時間帯(勉強のゴールデンタイム)を知ることも必要。私の場合は、午前中と20時~22時が勉強のゴールデンタイムです。休日は午前中を勉強時間に充てていますし、平日は20時~22時に勉強するようにしています。これにより、高いパフォーマンスで勉強できています。

自分のゴールデンタイムを知るには、やはりそれぞれの時間に勉強を試してみるのがオススメ。午後~夕方にパフォーマンスが上がる人もいますし、私の友人は夜の22時~午前3時に集中力が上がると言っていました。これは人それぞれなので、自分なりのゴールデンタイムを探してみてください。

なお、ごはんを食べてから1~2時間後くらいまでは、お腹が満たされたことによる眠気に襲われることがあります。私は昼の13時~14時の間は単純な問題などに充てることにし、頭を使う問題を解く時間をあえて夜に持っていっていました。このように、昼食・夕食後の時間に何をするのかを考えておくことも大切です。

勉強時間を捻出する

社会人は時間がありません。平日は残業、休日は家族サービスをするという人が大半だと思います。そのため、独学で勉強する場合には勉強時間を捻出しなければなりません。

オススメなのは、朝早起きすること。9時始業であれば、2時間早い7時に会社に着くようにし、会社の近くのカフェで勉強するのです。2時間早く起きるというのは、はじめは大変ですが、慣れてくると生活のリズムが出来上がって余裕で早起きすることができます。

休日の場合は、1カ月前から勉強の予定をカレンダーに入れておくのがおすすめです。遊びの予定を入れる前に、勉強時間を確保しておくのです。月に2日は丸々勉強デーにしてしまうのも良いでしょう。

スマホの有効活用

もし満員電車に乗らなければならない時は、スマホのメモ帳アプリに覚えたい単語・文章をメモしておくと良いでしょう。覚えたいページをカメラで撮って保存しておくという方法もあります。これなら満員電車内でもスマホも見ながら暗記できます。

スマホアプリを駆使するという手もあります。スマホは時間管理アプリなどが充実しています。また、英語学習アプリなど勉強に役立つものもリリースされていますので、自分の学ぶ分野に使えそうなアプリを探してみてください。

Googleカレンダー(iOS / Android

おなじみGoogleカレンダーです。事前に勉強の予定を立てる際に使えます。月のうち、「第1・第3日曜日は終日勉強の日」という風にカレンダーに入れておけば、勉強時間を確保する予定を入れるのに役立ちます。

Toggl」というウェブサービスもオススメ。これは一日の生活・仕事を秒単位で記録できるログサービスで、何時から何時まで勉強したかを記録として残せます。残した記録はiCal形式でエクスポートできるので、Googleカレンダーに取り込むことが可能。日々のタスクを示したGoogleカレンダーとTogglを重ねて表示させると、仕事の予定・実績が同時に表示されるので、達成度もわかります。

i-暗記シート -写真で作る問題集-(iOS / Android

i-暗記シートは、覚えたい単語や文章・年号などをフィルターで隠して学習できる暗記学習用アプリ。上にも登場した、用語をペンで塗って赤いシートで消して覚えるツールのアプリ版です。赤文字や、緑のチェックマーカーで塗りつぶしたノートを、写真に撮るだけでデータ化。ペーパーレスの暗記帳をつくることができます。

個人的には、参考書一冊丸ごとPDF化してアプリに取り込むことができるのが良いと思います。これなら、満員電車の中でもテキストを広げることなく勉強ができます。

coffitivity(iOS / Android

静かすぎる環境だと集中できないという方にオススメのアプリ。カフェの環境音(会話、食器の触れ合う音)を再現してくれます。静かすぎるとちょっとした物音が気になってしまいがち。このアプリを使って、カフェで勉強するときのような集中力を、自宅で発揮してみてみるのもいいですね。

お酒を飲む量を減らす

寝る前にお酒を飲んだり飲み会で遅くまで飲酒したりする時もあるかと思いますが、あまり遅くまで飲んでいると次の日に影響が出ますよね。特に、翌日午前中の集中力は確実に落ちてしまいます。集中力が落ちたまま勉強しても、生産的ではないですし、勉強が進まないことに嫌悪感を抱き、やる気がなくなってしまいます。

禁酒するのはなかなか難しいと思いますし、お酒を程よく飲むとリラックスできることもあるので、ま、ほどほどにしましょう。

休憩をしっかり取る

人間の集中力は90分が限度とされています。負荷がかかるほど意識的に休憩を取るべきです。1日の中での休憩だけでなく、週単位での休みも重要です。勉強ができる人ほど、休むべき時はきちんと休んでいます。

例えば50分勉強したら5分休憩するようにする。休日は午前中だけ勉強をして、午後はオフの時間にする、など。時間をかければかけるほど勉強が進むというわけではありません。適宜休憩を挟みながら進めてみてください。

集中力が低下する原因を無くしていく

例えば勉強する部屋が汚れていると、つい部屋の掃除から始めてしまうことがありませんか(不思議な行動ですよね)。そのため、勉強部屋(書斎)は常にキレイな状態にしておきましょう。どうしても家にいると掃除のほうに目がいってしまう場合は、カフェなど外で勉強するのをオススメします。

カフェだと周りの会話が気になるという人は、ネットカフェ(漫画喫茶)で勉強するという手もあります。ネットカフェのブース席だと、周りが壁で囲まれているので集中できるのです。この”ネットカフェ勉強法”は私の中でもかなり効果があると思います。

チョコレートを食べる

人類史上最も長生きしたジャンヌ・カルマン氏(故人)は、122歳まで生きたそうです。彼女は、毎晩チョコレートを食べていたと言われています。チョコレートは脳のパフォーマンスをあげる糖分を含むだけではなく、ポリフェノールを含みます。細胞はテロメアというタンパク質がなくなると、分裂ができなくなり死滅してしまいますが、ポリフェノールはそれを修復するのに効果的だと言われています(ひろゆき『働き方完全無双』)。赤ワインにもポリフェノールがたくさん含まれているので、お酒が好きな人はワインを飲むのもオススメ。

勉強した時間を可視化する

勉強は量より質とは言うものの、やはりある程度時間を掛けなければなりません。そのような時は、「方眼紙塗り絵勉強法」がオススメ。

この勉強法は、方眼紙と色ペンを用いて、「15分勉強したら1マス色を塗る」というもの。勉強した時間が可視化されるだけでなく、複数科目を勉強しなければならない試験などにおいては、科目ごとの勉強量のバランスまでわかります。例えばAという科目の色が多く、Bという科目が少ない場合は、Bの勉強時間を増やすようにすればよいのです。色を塗る作業自体も楽しいので、モチベーション向上にもつながります。

勉強に対する敷居を低くする

勉強に対する敷居を低くするのもいいでしょう。「よしやろう」と気合を入れて取り組まなければならない場合は、まだ勉強に対する敷居が高いと言えます。マンガやテレビを見るように自然に勉強ができるようになるまで敷居を下げるのです。

勉強の敷居を下げるには、比較的エネルギーを使わないことから取り組むのが良いです。勉強には以下の2つに大別することができます。

(1)「動画を見る」「本を読む」といったもの
(2)「暗記する」「問題を解く」といったもの

(1)は比較的エネルギーを使わずに取り組めますが、(2)は頭を使うのでエネルギーをかなり消費します。もし勉強に身が入らない時は、(1)のような勉強をまずは取り入れ、エンジンが掛かってきたら(2)のような勉強に取り掛かると、比較的スムーズに勉強を進めることが可能です。

通勤電車を有効活用する

もし通勤電車にグリーン車があれば、迷わずグリーン車に乗りましょう。グリーン車の中で勉強をすれば、通勤時間を有効活用できます。もちろん、グリーン車での移動時間をリラックスする時間に充てることも可能。睡眠や録画した番組の視聴などに時間を使うのもありです。

グリーン車に乗れば、満員電車のストレスを減らせます。満員電車に乗ると、ヘトヘトになってしまいがち。それを回避するためであれば、グリーン車の料金500円は安いコストと言えます。

主要駅にお気に入りの勉強できるカフェを見つけておく

移動中、スキマ時間を有効活用するためにも、主要駅の「勉強が捗るお気に入りカフェ」を探しておきましょう。カフェの目星がついていると、近くに寄った時にカフェを探す時間と手間を省くことができます。私の場合、首都圏だといくつかお気に入りのカフェがあるので、いくつかご紹介しますね。

八重洲:タリーズコーヒー PCP丸の内店

東京・八重洲のグラントウキョウサウスタワーの並びにあるビルの地階にあるタリーズ。オフィスビルにあるためか、休日は比較的空いています。自由に使えるコンセントもあるので、パソコンを使った勉強もできます。東京駅から地下でつながっているのも便利。

タリーズコーヒー PCP丸の内店
東京都千代田区丸の内1-11-1 パシフィックセンチュリープレイス丸の内B1
平日:7:30~22:00
土 :9:00~19:00
日祝:9:00~18:00

品川:ドトールコーヒーショップ アレア品川店

品川駅から港南口に出て、北側に進んだところにあります。ネットカフェにあるような1人用ブース(コンセント付き)があるのが魅力。場所柄1人席は競争率が高めですが、午前中に行くと比較的確保できるかと思います。品川駅から屋根ではつながっていないので、雨の日は傘が必要。

ドトールコーヒーショップ アレア品川店
東京都港区港南1-9-36 アレア品川2F
月〜木6:45~21:00(L.O.21:00)
金6:45~22:00(L.O.22:00)
土日祝8:00~20:00(L.O.20:00)
※第3日曜日は定休日

渋谷:楽天カフェ 渋谷公園通り店

渋谷はカフェがたくさんありますが、中でもオススメなのが楽天カフェ。1階全席と2階カウンター席に電源があり、かつフリーWiFiがあります。スマートフォン充電用の電源コードを貸してもらえるので、勉強中に充電することも可能。午前中は比較的空いているので、はやめに入店して席を確保しましょう。

楽天カフェ 渋谷公園通り店
東京都渋谷区神南1-20-6 マ・メゾンしぶや公園通りビル1F・2F・3F
10:00-23:00 (L.O. 22:00)

池袋:シアトルズベストコーヒー 池袋サンシャイン60店

池袋にあるサンシャイン60の1階エレベーターホールのところにあります。東池袋駅4番出口から徒歩2分。電源もあり、パソコンでの勉強に向いています。比較的空いている穴場カフェです。ドリンクの価格も280円~となっており、リーズナブルに利用できます。

シアトルズベストコーヒー 池袋サンシャイン60店
東京都豊島区東池袋3-1 サンシャイン60 1F
月~金 7:30~21:00
土 8:30~20:00
日・祝日 9:00~20:00

六本木:タリーズコーヒー 六本木一丁目店

六本木からは少し外れますが、六本木一丁目駅直結のタリーズです。オフィスビルということもあり、席の確保は比較的容易です。カウンター席に電源があり、無料Wi-Fiもあります。通路を挟んで反対側にもタリーズ専用フロアがあり、席数は多いです。

タリーズコーヒー 六本木一丁目店
東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー1F
平日 AM7:00-PM10:00
土日祝 AM8:00-PM8:00

瞑想をする

瞑想をするというのも効果的。勉強前に瞑想をすれば、勉強に集中することができます。

昨今、マインドフルネスという言葉が話題になっています。NHKのサイトによれば、マインドフルネスとは「今の瞬間」の現実に気持ちを向け、その現実をあるがままに知覚し、それに対する思考や感情にとらわれないでいる心の持ち方を指します。10~15分を目安に、以下のような方法で行います。

(1)背筋を伸ばして、両肩を結ぶ線がまっすぐになるように座り、目を閉じる
(2)呼吸をあるがままに感じる
(3)わいてくる雑念や感情にとらわれない
(4)身体全体で呼吸するようにする
(5)身体の外にまで注意のフォーカスを広げていく
(6)瞑想を終了する
NHKスペシャル「シリーズ キラーストレス」第2回内容
※各項目の詳しい内容については、リンク先にてご確認ください。

東洋経済オンラインにも瞑想に関する記事が載っています。

座禅を組む必要も特別なテクニックも必要としない。静かにゆっくり呼吸を続けるのがポイント。肩を楽にし、姿勢を整え、目を軽く閉じ、「今、この瞬間」に起こっていることに意識を向けるだけ。いちばん簡単なのは、自分の息に意識を向けることだ。

「吸って、吐いて」という、ゆっくりとした呼吸のリズムにだけ集中していくと、結果的に思考がしっかりと休まっていく。1日たった5分でいい。

「瞑想」と「深い呼吸」が折れない心をつくる _ 心のトレーニング法 _ 東洋経済オンライン _ 経済ニュースの新基準

いずれの方法も5分~15分でできるので、ぜひ実践してみてください。

かけた時間よりもこなした量を意識する

「昨日◯◯時間勉強した」と自慢げに語る人がいますが、勉強は「やった時間」ではなく「こなした量」で決まります。ですから、勉強する際には「◯◯時間やった」ではなく「▲▲ページやった(読んだ)」というのを目標に掲げましょう。

受験勉強では勉強した時間を重視していた人も多いかもしれませんが、大人になってからの勉強は時間よりも量や質。時間を意識しそうになったら、意識を切り替えるようにしてみてください。

勉強量の目標が立てにくいという場合は、上に書いた立花隆氏の「特定の領域を知るには、関連書籍を10冊読む」という指標を使うと良いです。「1日◯ページ読む」という目標を立てれば、時間ではなく量を目標として掲げることができるでしょう。

独学の目的意識を明確にする

独学は自分でペースを守って勉強しなければならず、モチベーションを高めに設定しなければなりません。そのためには、「なぜ学んでいるのか」という目的を明確にしておく必要があります。

資格の勉強であれば目標は「合格」というはっきりしたものになり、目的は「合格後に資格を活用した仕事をする」といったことを設定できます。

しかし、特定の分野について勉強している場合、なかなか目的意識を持つのは難しいですよね。そのような時は、アウトプットを目的に掲げると良いでしょう(例えば「ブログで有益な情報を提供するために勉強している」といった具合)。ブログやSNSで、自分が身に付けた分野のことを発信していくのです。副業として自分の能力をお金に変えるのでも良いでしょう。セミナーを主催して講師として登壇するというのもあり。

勉強計画を立てる

勉強方法も確立しましょう。試験勉強をしているのであれば、試験日から逆算して1日どれくらいの勉強をすればいいのか割り出し、計画を立てます。計画を立てる具体的な方法は以下の通り。

(1)やるべきことを洗い出す
自分の最終目標(試験合格、スマホアプリを作れるようになる)と現在のレベルを比較しながら、やるべきことを洗い出します。ゴールまで時間がある時は余裕をもって計画を立てることができますが、時間が無い場合は優先順位を考えて計画を立てると良いでしょう。

(2)重要でないところは切り捨てる
切り捨てる勇気も必要です。理解があいまいな箇所をつぶしていくことが勉強であり、まったくわからない箇所を一人で探求するのは時間の無駄です(これは独学というより研究に近いと言えます)。一人で考えてわからないところは、『manabo』などのスマホアプリで質問して解決するようにしましょう。

仲間を見つける

一緒に学ぶ仲間を見つけるのも良いです。一人で勉強していると、モチベーションを保つのが難しいです。同じ志を持つ仲間がいると、勉強に対する姿勢も変わってくると思います。

仲間を見つけるには、自習室を借りて勉強するのも良いでしょう。私は『勉強カフェ』を契約しています。勉強カフェは、首都圏を中心に全国に24店舗あります。勉強カフェの特徴は、利用者同士の交流がある点。セミナーなども開催されているので、ただ机に向かって勉強するだけでなく、横のつながりをつくりたい時に役立ちます(ちなみに利用中はコーヒー、お茶等が飲み放題です。お試しで2時間利用することもできるので、興味のある方はこちらをチェックしてみると良いかもしれません)。

見切りをつけるのも重要

1カ月勉強してみて、それでもわからない分野の場合は、見切りをつけるのもありです。たとえ入門書レベルの本を読んでもわからない…という場合は、それを学ぶのをやめ、ほかの分野を学ぶのが得策です。やめる勇気も大事になってきます。

独学を通じて仕事の生産性と自分の価値を高めていく

独学を通じて学んだことは、自分の仕事にも直結します。勉強しているのは自分ですからスキルアップするのは当然ですし、仕事の得意分野を増やすことになるからです。人生100年時代、使えるツールが多ければ多いほど、セカンドキャリアを生きやすくなるでしょう。

世の中には数多くの「独学に関する本」がありますが、ほとんどは「読書術」がメインになっています。つまり「インプット」が中心になっているのです。インプットの量が多くても、その分野の知識の「抽象化」「構造化」ができなければ、単なる物知りで終わってしまいます。しかしそれでは、本来の目的である「試験合格」「専門分野の習得」は達成できないでしょう。また、インプットした内容が単なる暗記で終わってしまい、「学びを今後の行動に活かす」ことができなくなってしまいます。

学び方は、何も資格の勉強をしたり学校に通ったりするだけではありません。上では、仕事から学べることは限られていると書きましたが、それでもいまの仕事を勉強の場にすることもできます。年間休日を120日とすると、1年間に働く日数は365-120=245(日)。1日8時間働いて38年間同じ会社で働くとすると、245(日)×8(時間)×38=74480(時間)となります。1つの会社で7万4000時間以上も働くことになるのです。「1万時間の法則(一つのスキルを極めるには1万時間スキルを磨く必要があるという法則)」が正しいとするならば、7回転できますね。この時間をムダにするのは勿体無いですよ。

仕事で学ぶためには、与えられた仕事をこなすだけではなく、新しい仕事にチャレンジしていくことも重要です。今までやったことがない、多少ストレスがかかる仕事は、取り組むと大変なことが多いですが、それを乗り越えることで人は成長しますし、多くの学びを得ることができます。新しい仕事にチャレンジする時間がないという場合は、定量業務を効率化して新しい仕事に取り掛かれる時間を作り出しましょう。

アウトプットも重要です。学んだことに対して、友人と議論したりLT(ライトニングトーク)などの場で発表したりするのが重要です。アウトプットを前提としたインプットであれば、知識が定着しやすいです。ブログを始めて、そこに学んだ内容を書いて公開していっても良いでしょう。中原准教授によれば、インプットとアウトプットの間に「スループット(自分の頭の中で脳がちぎれるほど考える時間)」を設けると良いそうです。インプット→スループット→アウトプットを意識して、知識を自分の中に蓄積していってください。

独学をすることで、人間的な深みがでてきます。とくにリベラルアーツと呼ばれる分野は重要。リベラルアーツは個々人の考え方・物事の捉え方をリベレート(解放)してくれる学問です。ですから、物事を一面的に見るのではなく多面的に見ることができるようになります。大学であまり一般教養を学ばなかった方や、すっかり忘れてしまったという人は、これを機会に一般教養を学び直してもよいかもしれません。

また、仕事だけをしていると非常にストレスフルですが、「勉強」という逃げる場所があると、精神的に安定します。ストレスを軽減でき、かつ自分のスキルアップ・インプットができるというのは一石二鳥。これは勉強しないわけにはいきませんね。自宅(ファーストプレイス)や職場・学校(セカンドプレイス)ではない、アメリカの社会学者・オルデンバーグが提唱した一個人としてくつろげることができる第三の場を「サードプレイス」と言います。日本だと、スターバックスコーヒーがこのコンセプトを全面に出していますね。自宅と会社以外の居場所(=逃げ場)を作ることで、生活の質と生産性を向上させましょう。

勉強するスキルが身についてくると、時間の使い方がうまくなります。自分の集中できる時間帯がわかるようになったり、勉強を進めるペースがわかるようになったりすると、仕事を進める能力にも応用することができ、仕事効率も上がります。

ちなみに、私の休日の使い方は、朝早起きして午前中に仕事・勉強を終わらせ、午後はオフにしています。この時間の使い方は、基本的には大学受験の勉強をしていた頃に確立したものであり、ここ15年近く変わっていません。私自身が時間の使い方について試行錯誤した結果、朝方に勉強をしたほうが、パフォーマンスが上がることがわかったのです。休日の夕方に勉強してみたこともあったのですが、なかなかパフォーマンスが上がりませんでした。これは個人差があると思うので、ぜひ勉強する時間をいろいろずらしてみて自分にあった時間の使い方を探してみてください。

人生100年時代、常に学び続ける必要がある

これまでは高校・大学を卒業すれば、残りの人生は学ばなくてもなんとか生きていくことができました。しかしながら、これからの時代は自ら学んでいき、どんどん試して変化していくことが求められています。そのためには会社や上司に甘えることをやめるというのも一考です。「会社が何もしてくれない」「上司が何も教えてくれない」と文句を言っているようではいつまで経っても学ぶことができないでしょう。私たちは常に学び続けて人として生きていくものなんじゃないかと思うのです。

人生100年時代は、定年が仮に70歳だとしても、30年も残りの人生は続きます。その30年をイキイキと過ごすのか、それともただダラダラと過ごすのか。もちろん前者のほうが前向きに生きられると思います。誰のためでもない。自分のためにやってみましょう。

(安齋慎平)

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